スマートウォッチとアプリであなたのサウナ体験を記録「サウナログ」とは?
デジタルヘルスアプリケーションDBの第185回です。
今回はスマートウォッチとアプリであなたのサウナ体験を記録する「サウナログ」をご紹介いたします!
スマートウォッチでサウナ体験を記録したい人必見!
健康のために自宅での入浴のほか、公衆浴場などでサウナを利用されている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなサウナ好きの方向けにおすすめのヘルスケアアプリ「サウナログ」を紹介させて頂きます。
サウナログ -サ活記録-
Yugo Matsuda無料posted withアプリーチ
スマートウォッチとアプリで、サウナ体験を記録できる「サウナログ」
サウナログとは、スマートウォッチである「Apple Watch」とヘルスケアアプリ「サウナログ」を使って、サウナでの体験を記録していくものです。
具体的に記録されるログですが、、、
- サウナ、水風呂、外気浴の各入浴時間と回数
- 平均心拍数と心拍の範囲
- 消費カロリー
また、自分自身で記録を残していくログとしては
- 施設情報(サウナの温度、水風呂の温度)
- ととのい度
となります。
「ととのい度」とは何でしょうか??
制作者に問い合わせたところ、「今日のサ活を採点する形で自分で決める」ようになっているようです!
とてもスッキリした場合や、お気に入りのサウナなど、自分自身で採点して記録していきましょう。
スマートウォッチを着用してサウナに入っても良いのか?
さて、このサウナログですが、スマートウォッチを装着して記録を行っていくことから、Apple Watchを装着したままサウナに入ることになります。
んっ、、、??
スマートウォッチを装着してサウナに入っても良いのか??
という疑問が生じます。
高温多湿のサウナに電子機器であるスマートウォッチを持ち込んでも良いのか?
記録装置たるスマートウォッチを公共の場で装着したまま入浴しても良いのか?
疑問に思われる方も多いでしょう。
サウナ利用時のスマートウォッチ装着問題ですが、結論から申し上げると、
「ご本人の判断におまかせします」
ということになります。
Apple公式のサポートには推奨の温度範囲は-20℃〜45℃で、その範囲外だといろいろ不具合があるかもしれないと、はっきり記載されておりいます。
Apple公式サイトはコチラ
また、入浴施設においては脱衣所以降、スマートフォンの操作も禁止しているところがほとんどです。
写真が撮れるスマホはダメでしょうが、自身のバイタルデータを取得するためのスマートウォッチであれば、良いような気がしますが、、、。
↑はあくまで個人の主観なので、最後は施設のルールや、高温多湿の環境にスマートウォッチを装着して入ることの是非はご自身で判断ください。
スマートウォッチを着用してサウナに入るメリット・デメリット
スマートウォッチを装着してサウナに入る一番のメリットは、やはりサ活が記録していけることでしょう。
バイタルデータの取得により、心拍のデータが記録していけます。
高心拍を記録した場合、Apple WatchやiPhoneであらかじめ通知を設定していれば、危険を察知して通知してくれます。
サウナの中にはだいたい12分計がありますが、視力が悪い方で普段メガネをかけられている方は、ヤケド防止のためメガネを外すことから、時間が見えづらいです。
普通に時刻を確認るす時計としての機能で活躍いたします。
そして、時計という意味では、サウナや水風呂、外気浴の各セッションを記録していけることも大きなメリットです。
逆に、デメリットを考えますが、効果なApple Watchを過酷な環境たるサウナに持ち込むこと、や公共良俗の観点から疑われることがあるかもしれない、というところぐらいでしょうか、、、
サウナの高温環境からスマートウォッチを守るための工夫
さて、安全にサ活を行う意味でもサマーとウォッチを装着してサウナに入りましょう!
しかし、高価なApple Watchです。できる限りの対策を行い、Apple Watchの安全も守りましょう。
濡れたタオルで覆う
対策1は、濡れタオルでスマートウォッチ自体を覆うことです。
外部からの熱を冷たく濡らしたタオルで覆うことで、熱気を遮断することでApple Watchが高温になることを防ぎます。
センサーは内側(腕側)についているので、タオルで覆っても特にデータ取得に問題はないでしょう。
防水ケース、バンドを着用する
防水ケースや防水バンドを装着するのも効果的です。
というか、革バンドなどでは絶対に入らないで下さい!
Apple Watchには耐水性能はありますが、防水性能はありません。
運動して汗をかいたり、手を洗ったり、雨に多少濡れても大丈夫ですが、ダイビングなど水圧がかかるような潜水は控えた方が良いです。
Apple Watchの耐水機能についてはコチラをご覧ください。
まずはApple Watchでサウナログの設定
それでは、実際にサウナログを使ってサ活を記録していきたいと思いますが、まずは基本設定から始めていきます。
iPhoneのAppstoreでサウナログをダウンロードします。
すると、Apple Watchのアイコン一覧にもサウナログが現れますのでタップします。
サウナハットのアイコンがかわいいですね。
アプリ利用への同意確認です。
利用規約を確認し、同意するにチェックを入れてアプリを開始しましょう。
Appleヘルスケアのデータへアクセスを求められます。
消費カロリーの計算や心拍数はHealthKitからデータを取得するので、必ずONにしましょう。
全てをONにして、次へ。
基本設定はこれだけ。
これでいつでもサウナに入る準備が整いました。
アカウント情報の設定
アカウント情報の認証設定も行っておきましょう。
設定を行わなくてもサウナログは使えますが、認証をしておくと端末交換時にデータを引き継ぐことができます。
アカウント情報をタップし、AppleIDまたはGoogleアカウントでの認証を求められますのでどちらかをタップします。
認証はたったこれだけ。
とても簡単ですね。
サ活をApple Watch⇄iPhoneで同期
サウナログはApple WatchとiPhone間のデータ転送を手動で行います。
Apple Watchのサウナログアプリから設定をタップし、「iPhoneとデータを同期」をタップします。
詳しいサ活データはiPhoneのサウナログアプリで確認するので、定期的にデータを同期しましょう。
iPhone側のサウナログアプリの中でApple Watchとの連携を行いたいのに、「iPhone側で”Watchアプリがインストールされていません」と出ている場合は、iPhoneのWatchアプリを開いて下部にある利用可能なAppという欄からサウナログをインストールしてみてください。
サウナ施設一覧
続いて、サウナ施設の登録を行います。
サ活を記録する際に、どこでサ活を行ったかの施設登録はあらかじめ「お気に入り施設を登録」で登録しておきます。
施設名を登録し、①サウナ温度と②水風呂温度を登録します。
施設登録もこれで完了です。
心拍数が高まった(低くなった)時の通知の設定
サウナログはサ活中に心拍が高まった(低くなった)時に通知をしてくれます。
安全の為にも必ず設定しておきましょう。
私の安静時心拍数は55〜62拍/分ですので、一旦約2倍の120で設定します。
ただ、これではおそらくすぐに通知が来るので、もう少し高めに設定していても良いかもしれません。
最大心拍数は一般成人で「220-年齢数」と言われており、この80〜90%程度がサウナを出るタイミングかな、と。
30歳の人であれば、160±10程度、50歳であれば145±10程度でしょうか。
ちなみにこの最大心拍数ですが、高齢者や体力があまりない方の場合は「215-年齢数」が良いようです。
いずれにしても、あまり高すぎても逆に体に負担をかけることになるので、高すぎず低すぎない数値をサ活中に見つけてはいかがでしょうか。
実際にサウナでサウナログを使ってみよう
それでは、実際にサウナログを使ってサ活を行ってまいります。
お気に入りのタオルも忘れないでくださいね。
まずはサウナ
サ活のスタートは、当然サウナ!
記録を開始をタップすると、選択肢なくサウナの記録画面になります。
スタートをタップして記録を開始します。
記録中はサウナの入浴時間と心拍数(現在と記録中の平均値)が表示されます。
最大(最低)心拍数の通知が来ますので、画面チェックする必要はありませんが、気になって見てしまいます。
通知がブルったので、サウナは終了です。
画面をスワイプすると、モード選択画面に移ります。
水風呂をタップしてサウナモードを終了します。
そして水風呂へ移動
次は水風呂です。
スタートを押して入浴をスタート。
体の火照りが水風呂で冷まされていきます。
整っていくのを楽しみながら、心拍数が落ち着く頃合いを見計らって、水風呂から出ましょう。
再び画面をスワイプして、次は外気浴モードに移ります。
外気浴
ここは無心になって整える時間帯ですが、その前に外気浴モードをスタートさせておきましょう。
サウナ→水風呂で急激な心拍のアップダウンを行った直後なので、とにかく落ち着かせます。
身も心も文字通り落ち着き、整ったところで外気浴も終了です。
サウナ→水風呂→外気浴を何セットか繰り返し、「整え」ていきます。
何セットか繰り返したところで本日のサ活を終了です。
画面をスワイプし、終了をタップします。
サ活の記録を確認
サ活を終えるにあたり、①ととのい度と②メモを入力します。
①ととのい度は、あくまで自分の主観でOK。
①ととのい度と②メモを入力したら、今回のサ活の記録を確認し、最後に施設情報を入力。
施設情報はあらかじめお気に入り施設で登録していた施設から選択します。
完了を押して今回のサ活を終了させます。
iPhoneでサ活を確認しよう
iPhoneのサウナログアプリで今回のサ活を振り返ります。
サ活一覧から今回(過去)の記録をタップし、確認していきます。
ある日のサ活です。
活動時間、平均心拍数と消費カロリー、サ活を行った施設名と、ととのい度が確認できます。
どのようなプログラムでサ活を行ったかを時間と平均心拍数を含めてスプリットで確認できます。
また、下にスクロールしていくとその際の心拍数の推移も確認可能です。
サ活の詳細をタップすると、より詳細データの確認が可能です。
消費カロリーやととのい度、入浴した施設情報に加え、サウナ、水風呂、外気浴の各項目の合計時間、回数、平均心拍数、心拍の範囲の確認が可能です。
さらに、各項目をスプリットでも確認可能。
タイムライン形式で、今回のサ活をどのように楽しんだか一目瞭然ですね。