追記:2022年5月31日をもって本サービスは終了しております。
「Easiit」とは
こんにちは。
無料(一部有料)のiPhone、Android対応ヘルスケアアプリを紹介する
「デジタルヘルスのアプリケーションをひたすら紹介するブログ」です。
5月も最終日となりました。
4月4日に始めた本ブログも、もうすぐ60号となります。
いつもチェックいただきありがとうございます。
以前も少し書かせて頂きましたが、ブログ内容を少し充実させたいと思い、1つ1つのアプリケーションをもう少しじっくり研究したいと思います。
6月からは少しペースを落とさせて頂くかもしれませんが引き続きのご愛読宜しくお願い致します!
さて、58号となる今回のデジタルヘルスのアプリケーションは、hhc human health care. のエーザイ株式会社のアプリを紹介させて頂きます。
エーザイさんは、ヘルスケアの主役が患者様とそのご家族、生活者であることを明確に認識し、そのベネフィット向上を通じてビジネスを遂行することを企業理念に掲げてらっしゃいます。
この理念を一言に集約したものをhhc(human health care:ヒューマン・ヘルスケア)と呼び、社員一人ひとりが患者様の傍らに寄り添い、患者様の目線でものを考え、言葉にならない思いを感じ取ることが重要であると考えています。
そして、すべての社員が就業時間の1%を患者様と共に過ごすことを推奨しているようです。
1%と聞けば、少ないように聞こえますが1日8時間(480分)を年間240日の労働日数とすると年間1152分、実に19時間以上は患者様の傍に寄り添う活動を全社員が実践されているようです。
例えば、認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族を応援し、だれもが暮らしやすい地域をつくっていくボランティアである「認知症サポーター」の養成講座を受講され、認知症の人を地域で見守ることや認知症の人の感情を大切にして接することが大事であることなどを学び、認知症領域のリーディング企業の社員として「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」に積極的に関わっていくことの重要性を再認識する貴重な機会を創出されたりしております。
社員一人ひとりがhhcを実現するため、「知識創造理論」に基づいた活動に参加し、創意工夫しながら日常業務を通じて、患者様ニーズを満たすイノベーション実現に向けた取り組みを実践されてらっしゃいます。
患者様とご家族の皆様の想いに寄り添う
さて、Easiitの紹介に移る前に認知症について学んでみましょう。
認知症について
認知症とは、何らかの病気によって脳のはたらきが低下し、日常生活や仕事に支障をきたした状態を指します。
2018年に行われた大規模コホート調査によると、高齢者の約7人に1人は認知症と推察され、2025年には675~730万人に増え、高齢者の5人に1人が認知症になると予測されています。
ひょっとして認知症?
認知症も早く見つけて早く対応すれば、本人にとっても家族にとっても、それ以後の生活は大きく変わります。
日常の暮らしの中で、認知症の始まりではないかと思われる行動や言動をいかにまとめましたので、いくつか思いあたるようであれば、一応専門医に受診してみることがよいでしょう。
物忘れがひどい
- 今切ったばかりなのに電話の相手の名前を忘れる
- 同じことを何度も言う・問う・する
- しまい忘れ置き忘れが増えいつも探し物をしている
- 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
判断・理解力が衰える
- 料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
- 新しいことが覚えられない
- 話のつじつまが合わない
- テレビ番組の内容が理解できなくなった
場所・時聞がわからない
- 約束の日時や場所を間違えるようになった
- 慣れた道でも迷うことがある
人柄が変わる
- 些細なことで怒りっぽくなった
- 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
- 自分の失敗を人のせいにする
- 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた。
不安感が強い
- ひとりになるとこわがったり寂しがったりする
- 外出時持ち物を何度も確かめる
- 「頭が変になった」と本人が訴える
意欲がなくなる
- 下着を替えず身だしなみをかまわなくなった
- 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
- ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる
単なるもの忘れのほか、気分が落ち込むうつ状態、意識障害(せん妄)、病気治療のためにのんでいるお薬による影響でも似た症状がみられます。
これらを認知症と正しく区別することは非常に重要です。
記憶する、考える、判断するなどの脳のパフォーマンスをチェックするツール「のうKNOW(ノウノウ)」
日々の生活をより充実させるための「ブレインパフォーマンス(脳の健康度、通称ブレパ)」が注目されています。
仕事やスポーツで自分のパフォーマンスを意識するように、自身の脳のパフォーマンスについても考えてみませんか。 まずは、できることから少しずつ始めてみましょう。
「私はまだまだ大丈夫!」と思っているあなたも、『のうKNOW(ノウノウ)』で現在の脳の健康度をチェックしてみましょう。
PC(パソコン)やタブレット、およびスマートフォンで4つのチェックを行うことにより、あなたのブレパを知ることができます。
画面で表示されるトランプカードが自動的にめくられるので、「はい」か「いいえ」で答えて、チェックすることが可能です。
Easiitの主な機能(公式ホームページから引用)
Easiitはあなたのブレインパフォーマンスの維持をサポートします。
記憶力が衰えた気がする、集中力や判断力が鈍ってきた気がするなど、脳のパフォーマンスに不安を感じることはありませんか?
脳のパフォーマンスは50歳ごろより徐々に低下をはじめます。
ケアは早く始めるほど効果的と考えられます。
Easiitで脳をケアする健康習慣を始めてみましょう。
【Easiitの機能・特徴】
食事や睡眠などの記録から生活習慣をスコア化
毎日の歩数・食事・睡眠・体重の記録をスコア化し、生活習慣レベルを見える化します。
Easiitスコアを確認することで、あなたにとって良い生活を送るきっかけをお届けします。
生活習慣の記録はとても簡単
AppleヘルスケアやFitbitと歩数や睡眠、体重といった計測データの連携が可能です。
また、食事は写真を撮影し食べた食事を選ぶだけで、カロリーと11種類の栄養素を自動計算します。
さらにゲーム感覚で脳のパフォーマンスを維持向上
ブレインワークアウトはゲーム感覚で楽しめて、脳のパフォーマンスの維持向上をサポートします。
毎週のレポートで生活習慣の改善をサポート
一週間の結果をレポートします。生活習慣の振り返りにご利用ください。
記録をしながら景品に交換できるマイルも貯まってお得
アプリを利用するたびにEasiitマイルが貯まります。 貯まったEasiitマイルはギフト券などに交換できます。
のうKNOWで定期的に脳の健康度をセルフチェック
のうKNOWでは手軽に脳のパフォーマンスをチェックすることができます。
Easiitは脳の専門医師による監修に基づいて開発されたアプリです
監修:東京都健康長寿医療センター 脳神経内科 部長 岩田 淳医師
【サービス提供者】
エーザイ株式会社 / DeSCヘルスケア株式会社
Appstore:3.9(627件) ※2021年4月現在
スマートフォン対応
「エーザイ株式会社」について
所在地:東京都文京区
代表執行役CEO:内藤 晴夫
設立:1941年(昭和16年)12月6日
資本金:44,986百万円 (2021年3月末現在)
事業内容:医薬品の研究開発、製造、販売および輸出入
従業員数:連結:11,237人 個別:3,005人(2021年3月末現在)
生産拠点:
- 川島工園(岐阜県)
- 鹿島事業所(茨城県)
- エーザイ・マニュファクチャリング・リミテッド(英国)
- 衛材(中国)薬業有限公司 蘇州工場(中国)
- 衛材(遼寧)製薬有限公司 本渓工場(中国)
- エーザイ・ファーマシューティカルズ・インディア(インド)ほか
研究拠点:
- 筑波研究所(茨城県)
- 川島工園(岐阜県)
- 鹿島事業所(茨城県)
- 株式会社カン研究所(兵庫県)
- Eisai Center for Genetics Guided Dementia Discovery (G2D2)(米国)
- エクストン・サイト(米国)
- H3 バイオメディシン・インク(米国)
- ハットフィールド研究所(英国)ほか
海外営業拠点:
- エーザイ・インク(米国)
- エーザイ・リミテッド(英国)
- エーザイ・ゲーエムベーハー(ドイツ)
- エーザイ・エス・エー・エス(フランス)
- 衛材(中国)薬業有限公司(中国)
- エーザイ・コリア・インク(韓国)ほか
コメント
[…] 59回目の本日は、昨日の「easiit」に引き続いての認知機能に関するデジタルヘルスのアプリケーションのご紹介となります。ただし、最初に申し上げておきますが、本アプリは「SOM […]
[…] 紹介するブログ」でもこれまで認知症に関するアプリケーションといえばエーザイさんの「Easiit」や「ニューロトラック」など様々なデジタルヘルスのアプリケーションがありますが、 […]