神経変性・認知症疾患共同講座研究アプリ

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「神経変性・認知症疾患共同講座研究アプリ」とは

2023年9月追記
本アプリは現在サービス提供を終了しております。

こんにちは。
健康アプリを紹介する「デジタルヘルスのアプリケーションをひたすら紹介するブログ」です。

Research Kitによるデジタルヘルスのアプリケーションシリーズも残すところ後2つ。
今回はこれまで数多く紹介してきた順天堂大学から最後の1つとなります「神経変性・認知症疾患共同講座研究アプリ」を紹介させて頂きます。

「デジタルヘルスのアプリケーションをひたすら紹介するブログ」でもこれまで認知症に関するアプリケーションといえばエーザイさんの「Easiit」や「ニューロトラック」など様々なデジタルヘルスのアプリケーションがありますが、こちらはResearchKitのアプリケーションなので開発側が疾患の調査を目的としているアプリとなりますので、他のアプリと組み合わせて使って頂いても良いかもしれません。

神経変性・認知症疾患共同講座研究アプリの主な機能(公式サイトから引用)

本アプリはiPhone/iPadを利用して被験者の認知機能を調査することを目的とした研究です。
製薬会社などが行う新薬の安全性・有用性を調べ、厚生労働省の承認を得るための臨床研究、いわゆる治験ではありません。ご了承ください。

本アプリでは認知機能クイズを行っていただきます。

■対象

  • 順天堂医院脳神経内科の患者さんおよび一般の方の中で、本研究にご参加いただける方(健常者にも参加いただけます)
  • 本研究の主旨・内容を十分に理解した上、被験者本人の自由意思による同意がアプリケーション上で得られた被験者
  • 日本在住で、日常会話で日本語を使用される方
  • iPhone/iPadをお持ちの方

■プライバシーと安全性

収集されたデータは、個人が特定できない形で保存されます。
機密保持に万全を尽くし、外部に漏れないように取り扱います。
収集したデータを本研究以外の他の目的に使用することはありません。
研究協力者にいかなる利害も発生しません。
研究参加に際して、費用負担は発生しません。

本研究は順天堂大学医学部倫理委員会で承認された研究です。

Appstore:評価なし  ※2021年6月現在
スマートフォン、タブレット、PC対応

「神経変性・認知症疾患共同研究講座」について

順天堂大学が下記の企業とタッグを組み、パーキンソン病や認知症の予防・早期発見での人工知能(AI)活用などを目指す産学連携の取り組みです。

  • キリンホールディングス
  • 三菱UFJリース
  • グローリー
  • 日本生命保険
  • 三菱UFJ信託銀行
  • 日本IBM

講座代表:順天堂大学 医学部長 服部 信孝 教授

臨床研究

軽度の認知機能の低下が見られるパーキンソン病に対する食品を用いた進行抑制の効果や嗅覚の訓練による認知機能の改善効果、旅行などによる生活の質・運動機能への影響について検討する。
これまでの研究でビールなどに含まれるWYペプチドと、乳製品などに含まれるポップ苦味酸が認知機能の進行抑止や改善につながる効果が見込まれているといい、キリンホールディングスが順大と共同で6カ月間にわたる臨床試験と行うとしている。

診療システムの開発

医師と患者の会話や患者の表情と医学データを解析することで、認知症や認知機能の低下を早期発見する可能性を検証する。日本IBMが提供する遠隔診療システムをベースに、グローリーの画像認識技術を組み合わせたアプリケーションのプロトタイプを開発する。

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