「赤ちゃんのオムツについたうんちを撮影して健康管理!胆道閉鎖症早期スクリーニングアプリ「Baby うんち」

小児科

「Baby うんち」とは

こんにちは。
健康アプリを紹介する「デジタルヘルスのアプリケーションをひたすら紹介するブログ」です。

本日ご紹介させて頂きますデジタルヘルスのアプリケーションは、とても該当の方が少ないですが、是非知ってもらいたいアプリケーションです。

と言いますのも、対象年齢は生後2週間から1ヶ月の赤ちゃんです。
ですので、めちゃくちゃ対象の方が限られます。
ほとんどのお母さん、お父さんはこのアプリの存在を知らないまま、平穏無事な育児生活を送られる事と思います。

しかし、発症は1万人に1人と言われている胆道閉塞症(たんどうへいそくしょう)は文字通り、万が一でも発症し手当を行わなければ最悪、死に至る疾患です。
文字通り万が一の事が起こらないよう、これから新しい命の誕生を迎えられる方が近くにいらっしゃるようでしたら、本アプリを是非ご紹介下さい。

それでは、Babyうんちの機能を見る前に胆道閉塞症について少し勉強致しましょう。

胆道閉鎖症とは、生後から数ヶ月までの間で発症する病気であり、その発症率は一万人に1人、女児の方が男児の約2倍多く発生すると言われております。

胆道閉鎖症は肝臓でつくられる胆汁の通り道である胆管が、閉塞、または消失する病気です。
肝臓から腸へ胆汁を流せないため肝臓の中に胆汁が溜まり、黄疸(皮膚や目の白目の部分が黄色く見える状態)が現れたり、さらに病状が進行すると、肝臓の組織が破壊されて肝硬変になり治療が困難になります。
便の色素であるビリルビンという胆汁中の色素が腸に出なくなる為、便の色が薄くなるので、生後しばらくは便の色を見ておく事が非常に重要になります。

母子健康手帳に便カラーカードが添付されていまが、慣れない育児に追われる中で、中々見過ごしてしまいがちだと思います。本アプリを活用頂き、小さな命をしっかり育んでいきましょう。

Babyうんちの主な機能(公式サイトから引用)

”IPhoneを使って生後2週間から1カ月の赤ちゃんのうんちの色チェック”

※Babyうんちは、聖路加国際大学とウンログの共同プロジェクトです。ResearchKitを活用しております。

Babyうんちは、生後2週間から1か月のおむつ替え時に、お子さまのうんちを撮影し、白っぽい便や血便などが現れたとき、それが病的なサインであるかの判断の手助けになることを目指しています。

なぜうんちの色が大事なの?

うんちは体調のバロメーターです。うんちの色を観察することで、お子さんの健康状態がわかるだけでなく、胆道閉鎖症(たんどうへいさしょう)という病気の可能性の有無が判別できます。

胆道閉鎖症(たんどうへいさしょう)?

この病気は、生まれつき、または生後間もなく、肝臓と腸をつなぐ胆管が詰まり、胆汁が腸に流れなくなる病気です。放っておくと肝臓の組織が壊れ肝硬変になるなど、命の危険もあります。このため、生後2ヶ月以内に病気を発見し、胆汁が腸に流れる手術をうけることが重要です。出産施設を退院してから一ヶ月健診までの間に、うんちの色が薄い黄色や白っぽくなどの初期症状を、ご家庭で気づいてあげることが早期治療につながります。

平成26年度文部科学省科学研究費の助成を受けて実施

私たちのプロジェクトチームは、様々なバックグランドを持つ専門家から成り立っています。小児科学、小児外科学、臨床疫学、人工知能学、工学、また、難病のお子さんを持つ患者の会の方々のご協力をいただいております。一人では答えが見つからないことも、沢山の専門家のアイデアを集約することで、問題解決につながるのではないかと考えます。私自身が胆道閉鎖症の子どもを持つ親であることがこの活動のきっかけです。赤ちゃんのうんちの色が心配な時に、お母さんの目によるうんちの色の判別も大切ですが、iPhoneを使用し機械が自動判別することで、病気の早期発見につながればと願っております。

お問い合わせ先

〒104-0045 東京都中央区築地3-6-2
聖路加国際大学 臨床疫学センター
星野 絵里
hoshieri@luke.ac.jp

Appstore:2.6(5件) ※2021年6月現在
スマートフォン、PC対応

「聖路加国際大学」について

所在地:東京都中央区

理事長:佐々木 新一

創立:1920年(大正9年)

法人の理念

この法人はキリスト教精神に基づき、社会の情勢に適応する医療・看護・保健福祉・公衆衛生にかかわる教育を授ける私立大学および医療施設、ならびにその他の教育研究施設の設置・運営を通じ、人類へ奉仕することを目的とする。
(学校法人聖路加国際大学寄附行為 第3条(目的))

設立当時の学校

大学の理念・建学の精神

本学はキリスト教精神に基づき、看護保健・公衆衛生の領域において、その教育・学術・実践活動を通じて、国内外のすべての人の健康と福祉に貢献することを目的とする。
(聖路加国際大学学則 第1条)

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