「IBDホーム」とは
無料(一部有料)のiPhone、Android対応ヘルスケアアプリを紹介する
「デジタルヘルスのアプリケーションをひたすら紹介するブログ」です。
記念すべき第10回は日本が誇るグローバルメガファーマーである武田薬品工業株式会社さんが提供されておりますヘルスケアアプリ「IBDホーム」を紹介させて頂きます。
2022年11月追記
2023年3月末をもって、IBDホームはサービスを終了いたします。
IBD(炎症性腸疾患)とは腸を中心とする消化管粘膜に炎症が起きる難病で、働き盛りの世代に増えていると言われていおります。
安倍晋三前首相の辞任理由になった潰瘍性大腸炎もこの一つで、症状が治まったり、ぶり返したりを繰り返し続けます。
IBD(炎症性腸疾患)の中でも原因不明とされるものとして潰瘍性大腸炎とクローン病に大別されます。
遺伝的な要因や環境要因、腸内細菌など、さまざまな要素が複雑にからみあって発症に至ると考えられています。
2014年(平成26年)に制定された難病の患者に対する医療等に関する法律」(通称、難病法)により、潰瘍性大腸炎またはクローン病と診断されると「重症度分類等」に照らした病状の程度が一定程度以上の場合に、医療費助成が受けられますので、診断された場合は必ず助成を受けるように手続きをおすすめ下さい。
IBDホームの主な機能(公式サイトから引用)
【特長1】毎日の状態をより詳しく
患者さんの毎日の状態(排便や下痢の 回数、血便、体調など)の詳細を担当の医療関係者に共有できます。
また、体調変化時の共有メモにより、症状悪化のきっかけや日常生活への影響を医療関係者が知ることができます。
【特長2】コミュニケーションがよりスムーズに
患者さんは次回の診察時に相談したい事項をあらかじめ入力できるので、診察時のスムーズなコミュニケーションに役立ちます。
【特長3】診察時以外でも状況がよりリアルタイムに
患者さんの入力した情報は、クラウドにアップロードされるため、診察時以外でもリアルタイムに医療関係者が患者さんの状況を確認することができます。
※患者さんと医療関係者の双方の同意と登録が必要です。
「IBDホームは無料でお使いいただける症状記録・共有アプリです
患者さんはお手持ちのスマートフォンにIBDホームのアプリを インストールすることで、下記の機能を利用できます。
日々の振り返りが前向きなものになるように、風見鶏のキャラクター「ココくん」が患者さんをサポートします。
ユーザー登録の際に疾患(潰瘍性大腸炎もしくはクローン病)を選択することで、いずれの患者さんにも対応できます。
今日の記録
排便回数、血便を含む日々の状態や、食事内容などについて毎日記録することができます。
みんなのIBD白書
炎症性腸疾患の患者さん向けアンケートに答えることで、他のアプリ使用者の匿名化されたアンケート結果を見ることができます。
振り返り
これまでの症状推移をグラフで確認し、気付きを記録することができます。
おくすり
使用薬剤入力のほか、飲み忘れ防止のための服薬リマインダーを設定できます。
通院記録
通院履歴の記録に加え、次回通院前にあらかじめ相談したい内容を入力することができます。
すぐどこトイレ
最寄りのトイレを検索することができます。
App store:3.3(11件) ※2021年4月現在
PC、スマートフォン
「武田薬品工業株式会社」について
所在地:東京都中央区
創業:1781年 ( 天明元年 ) 6月12日
設立:1925年 ( 大正14年 ) 1月29日
代表者:代表取締役 社長CEO クリストフ・ウェバー
資本金:1兆6435億円 ※2019年3月末時点
事業内容:医薬品等の研究開発・製造・販売・輸出入
私たちの存在意義
タケダは、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献するために存在します。
私たちの価値観:タケダイズム
タケダイズムとは、まず誠実であること。
それは公正・正直・不屈の精神で支えられた、私たちが大切にしている価値観です。
私たちはこれを道しるべとしながら、
1. 患者さんに寄り添い(Patient)
2. 人々と信頼関係を築き(Trust)
3. 社会的評価を向上させ(Reputation)
4. 事業を発展させる(Business)
を日々の行動指針とします。
タケダイズムは、私たちはどのような存在か、いかに行動すべきかを示しています。
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