不整脈は脳梗塞や心不全の原因「HearTily」

fashion people woman dark 不整脈
Photo by cottonbro on Pexels.com

「HearTily」とは

こんにちは。
健康アプリを紹介する「デジタルヘルスのアプリケーションをひたすら紹介するブログ」です。

Research Kitによるデジタルヘルスのアプリケーションシリーズもいよいよ15個目の本日一旦の最終回となります。
まだまだ拾いきれていないResearch Kitのアプリもあるかもしれません。
そして、今後も新しいものがリリースされていくことと思います。
見つけられた際は是非とも教えて頂けましたら幸いです。

本当に世の中には色々な研究があるものです。
私が医学・薬学の世界に入った2000年にはまさか携帯電話(当時私が持っていたのはPHS)で医学研究が行われるとは夢にも思っておりませんでした。
ゲーム機能すら搭載されておらず、かろうじてメールが導入された頃でしょうか。
わずか20年でありながら、テクノロージーの目覚ましい発展には驚かされます。

そして、アップルがResearch Kitを発表したのが2015年4月14日。
これまで数百人単位、メガスタディーと言われる臨床研究ですら数千人規模であったものが桁が1つ2つ変わったとてつもない規模で実施できる可能性が広がりました。

Research Kit発表時のプレスリリースはこちら

そして今やデジタルヘルスのアプリケーションは処方される時代となり、ますます医療は進化していきます。
専門の医療機器がないとデータが取れなかった時代から、スマートフォンがあれば、様々なヘルスデータをセンシングできる時代になりました。

もし、これら15種類のReseach Kitのアプリケーションに合致する病気を患われたのであれば、少しだけ勇気を振り絞って、その臨床研究に協力してください。
次の時代の同じ病気を持った人たちに少しでも役立てて下さい。
医学の発展に尽力されている研究者の方々に代わり、私からもお願い致します。

HearTily の主な機能(公式サイトから引用)

不整脈は脳梗塞や心不全の原因となる場合があり、早期発見が重要です。
しかし、ドキドキや脈が飛ぶ感じなどの動悸を自覚することもあれば、全く症状がない場合も少なくありません。
このため自分での早期発見は難しい場合があります。自分の手首で脈をとって判断することでも早期発見ができますが、必ずしも容易ではありません。

HearTily(ハーティリー)はiPhoneの本体のみを使用して指先から脈拍を検出し、記録、表示することができ、脈の揺らぎを検出するアプリです。
血圧を自分で測定して自分で管理するように、脈の乱れを自己管理し、医療機関を受診した際に役に立つアプリです。

HearTilyでできること:

脈拍のゆらぎの測定

iPhoneの本体のフラッシュとカメラに指を当てると脈拍と脈のゆらぎを計測し自動的にグラフ化されます

脈拍のゆらぎの記録

この測定は医療行為ではありませんが、測定した脈のゆらぎは、まとめて後から見ることができ、医療機関での診察に役立つ可能性があります

アンケート調査

月に2、3回アンケート調査を行い、治療に役立てます。

健康に関する情報提供

毎週一般的な健康に関する情報をお届けします。

検診の記録

各医療機関等で計測された数値を入力し、一元管理することができます

データの研究への利用

測定データとiPhone内のヘルスケア情報は東京大学で集計され、今後の不整脈の早期発見、早期治療に関する研究に役立てます。

東京大学医学部研究倫理委員会の承認を受けて、このアプリのデータとiPhone内のヘルスヘアに含まれている生活習慣に関する情報を東京大学で解析し、不整脈の早期発見・発症予測につながるかどうかも合わせて検討します。

また、このアプリはあくまでも医療を提供するものではありません。実際の検査・治療は医療機関を受診してください。

Appstore:2.3(44件) ※2021年6月現在
スマートフォン対応

東京大学大学院医学系研究科 健康空間情報学講座/ 循環器内科学

講座長:特任准教授 脇 嘉代

HearTily 研究チーム

【研究責任者】

東京大学大学院医学系研究科 健康空間情報学講座 特任助教 藤生克仁
東京大学大学院医学系研究科 循環器内科 教授 小室一成

【研究協力機関】

株式会社NTTドコモ

blur chart check up curve
Photo by Pixabay on Pexels.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました