「COCOA」とは
接触確認アプリ 〜プライバシー配慮と接触の通知の仕組み〜
こんにちは。
健康アプリを紹介する「デジタルヘルスのアプリケーションをひたすら紹介するブログ」です。
本ブログも何とかかんとか続ける事が出来まして、遂に40回目を迎える事が出来ました。いつもご覧頂いてる皆様、ありがとうございます!今後ともデジタルヘルスのアプリを紹介していきますので、引き続きご覧ください!
節目の40回は、ある意味日本一有名なデジタルヘルスのアプリケーションではないでしょうか。厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策の為のアプリケーション、「COCOA」を紹介させて頂きます。
まず、大前提として本アプリケーションはプライバシー対策をしっかりと施されており、匿名性は担保されておりますのでご安心下さい。
COCOAの主な機能(公式サイトから引用)
本アプリは日本国内での利用を想定しております。
厚生労働省が公式提供する、新型コロナウイルス陽性登録した人との接触をお知らせするアプリです。
■ できること
本アプリを端末に設定した人どうしの接触(1m以内、15分以上)を記録します。
新型コロナウイルスに陽性と判定されたら本アプリに匿名で登録することができます。
最近接触した人の中に陽性登録した人がいたら、通知と適切な行動をお知らせします。
■ プライバシーについて
氏名・電話番号などの個人情報や、GPSなど端末の位置情報を使うことはなく、それらが記録されることもありません。
接触の記録は、暗号化され、あなたの端末の中にのみ記録され、14日後に自動的に削除されます。行政機関や第三者が暗号化された情報を利用して接触歴を把握することはありません。
接触の記録はいつでも止めることができます。アプリ内の設定を無効にするか、アプリを削除してください。
■ 接触の検知方法
本アプリは、接触の検知のために、端末のBluetooth通信およびAppleの提供するExposure Notification技術を用いていることで、接触検知が可能になっています。
本アプリの利用を開始すると、端末に固有の接触符号を生成します。本アプリを設定した端末どうしが近づくと互いの端末の接触符号を交換して、端末の中に保存します。接触符号は端末の外部には保存されません。接触符号は暗号化されており、後述するマッチする鍵情報と組み合わせない限り利用されません。接触符号の保存期間は14日間です。また接触符号は10-20分毎に変更されます。接触の履歴を、行政機関等の第三者が利用することはありません。
接触した相手が新型コロナウイルスの陽性判定を登録した場合、陽性登録者の端末から他の端末に渡した接触符号を生成する際にもとになった日次鍵情報をサーバーに送信します。他の端末のアプリは、サーバーに定期的に新規に追加された鍵情報を確認に行きます。サーバーから新規に取得した鍵情報をもとに、アプリにおいて再生成される接触符号が、端末に保存されている接触符号とマッチした場合、端末のプッシュ通知を用いてお知らせします。(その際、プライバシーに配慮して、プッシュ通知のメッセージには陽性者との接触とは明示しません。)
プッシュ通知またはアプリの中から接触確認を選ぶと、最近14日間に確認された陽性登録者との接触数を表示します。陽性登録者と接触された方は、アプリの中から、症状入力フォームを用いて体調などの情報を入力すると、行政機関へのご連絡などの適切な対応をご案内します。端末の操作が不慣れな方のために、電話での連絡についてもご案内します。
陽性者との接触に関す通知を受け取るためには、OS上の接触確認機能をオンにすることに加え、本アプリのダウンロードが必要です。
■ 陽性判定の登録方法
保健所などの医療機関でPCR等の検査を実施し、新型コロナウイルス陽性と判定された場合、本アプリを用いて陽性の登録を行うことができます。(登録は任意です。)
新型コロナウイルス陽性と判定された場合、厚生労働省が提供する感染症者等情報把握・管理支援システム(通称HER-SYS)への登録を行います。
その際、個別の処理番号が発行されます。本アプリの陽性登録画面において、発行された処理番号を入力することで、陽性登録を行うことができます。
保健所などの医療機関でPCR等の検査を実施し、新型コロナウイルス陽性と判定された場合、本アプリを用いて陽性の登録を行うことができます。(登録は任意です。)
新型コロナウイルス陽性と判定された場合、厚生労働省が提供する感染症者等情報把握・管理支援システム(通称HER-SYS)への登録を行います。
その際、個別の処理番号が発行されます。本アプリの陽性登録画面において、発行された処理番号を入力することで、陽性登録を行うことができます。
■ 接触の検出/記録を停止/削除するには
本アプリの設定を用いて、接触の検出をいつでも止めることができます。
また、いつでもアプリの使用を中止して、接触履歴(14日間)を削除することができます。
■ 本アプリの提供期間
本アプリは、新型コロナウイルス感染症が終息するまでの期間に限って提供を行います。
Appstore:2.9(1.8万件) ※2021年5月現在
スマートフォン対応
「厚生労働省」について
2001年(平成13年)1月の中央省庁再編により、厚生省と労働省を廃止、統合して誕生した。予算規模は中央省庁の中で最大である。
主な行政所管としては、健康、医療、子ども、子育て、福祉、介護、雇用、労働、および年金などである。
所在地:東京都千代田区
大臣:田村 憲久
【シンボルマーク】
制作コンセプトとしては、国民(老若男女)の喜ぶ姿をモチーフにしました。国民が手を取り合い、一つになって幸福を目指すという意図です。二人の喜ぶ姿の間には幸せのハートの図が隠されています。
平成20年に公募を募ったところ、大阪府豊中市のグラフィックデザイナー日高美明(ひだかよしあき)さんがデザインした、本シンボルマークが選ばれました。
【キャッチフレーズ】
ひと、くらし、未来のために
シンボルマークの策定と併せ、「職員が一丸となり、国民にとってあるべき厚生労働行政を推進していくための支柱となるもの」として、キャッチフレーズを策定しました。
また、キャッチフレーズの趣旨を実現するために職員が順守すべきこととして、以下の行動指針を策定しました。
※現在だけでなく未来にわたって、人や暮らしを守る役割を担っているということを簡潔に表現しました。
【行動指針】
キャッチフレーズの趣旨である「現在だけでなく未来にわたって人や暮らしを守る」という役割を果たすため、私たちは、次の1から4に掲げる指針に基づき、行動します。
- 高い倫理観を持って公正・公平に職務を遂行します。
- 国民と時代の要請に応じた行政サービスを提供します。
- 国民一人ひとりの立場に立って考え、行動します。
- わかりやすい言葉で広く情報を提供し、開かれた行政を目指します。
そして、以上の行動を実践するため、私たちは、日々、次に掲げることに心がけて職務に取り組み、活力溢れる組織となるよう努めます。
- 誇りと使命感を持って職務に臨み、効率的かつ迅速に業務を遂行します。
- 自ら進んで課題を見つけ、皆で協力しながら解決に向けて取り組みます。
- 自己研鑽に励み、自らの向上心を高めます。
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