Apple「ヘルスケアアプリ」とは
こんにちは。
無料(一部有料)のiPhone、Android対応ヘルスケアアプリを紹介する
「デジタルヘルスのアプリケーションをひたすら紹介するブログ」です。
iPhone、MACユーザーは必見!
4月4日にこのブログを立ち上げ早50日、そして50回目の投稿となります。
一応、不定期更新としながらも、私自身ももっともっと知りたいと思っているので出来る限り毎日更新していきたいと思います。
今後とも閲覧宜しくお願い致します。
50回目の節目ですので、本日はApple社のHealthcareについて見ていきたいと思います。
Appleのヘルスケア
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このヘルスケアアプリケーション、iPhone ユーザーには基本の基本ですよね。
今までレビューできておらず、本来でしたら第1回で紹介しないといけないのに。。。
iPhoneにはデフォルトで入っているので、Appstoreで検索しても出てこないことから、すっかりスルーしてしまってました。
ここで少し、アップル社のヘルスケアの取り組みについておさらいしてみましょう。
Appleはこのヘルスケアアプリを2014年iOS8リリースのタイミングでiPhoneに搭載し始めました。
健康管理や医療、フィットネスサービスなどとデータ連携可能なHealthkitというプラットフォームを提供し、ダイエットやランニングなどのアプリや体組成計やウェアラブルデバイスなど連携させてパーソナルヘルスデータをiPhoneに集約して管理する事が出来るようになりました。
詳細はこちらをご覧ください。
更に新しいデバイスとして2015年にApple Watchが発売されると歩数やランニングなどのアクティビティや消費カロリーだけでなく、血圧や心拍なども計測出来るようになり、2018年に発売されたApple Watch Series 4で電子式心拍数センサーが内蔵の心電図(ECG)機能を実装し、アメリカにおいては医療機器としてFDAの認可を取得するまでに至りました。
日本においては同機能は、医薬品医療機器総合機構によって、「家庭用心電計プログラム」「家庭用心拍数モニタプログラム」がアプリとして医療機器承認されました。
不規則な心拍リズムをチェックすることで、早期の発見が困難とされる心房細動(不整脈の一種)の兆候などを捕らえることができるようになりました。
この機能についてはまた、別の機会にレビューさせていただければと思います。
2016年には、医療機関に向け、iPhoneやApple Watchで取得される健康データだけでなく、投薬治療や医療データを収集し、患者と共有し治療に生かす出するResearchKitとCareKitをリリースし本格的な医療用途の道を切り開いています。
こちらは研究者向けの機能ということで詳しくは書きませんが、お知りになられたい方はこちらをご覧ください。
デバイスやアプリケーションを活用した独自のアプローチによって、わずか数年で、厳しい規制や慣習などにより参入障壁が高いと言われる医療業界を打開し、新たな価値提供と大きなシェアを獲得し、更にブランド価値あげましたね。
「Healthcare」の主な機能(公式サイトから引用)
健康に関する大切な情報へのアクセスとその管理が、今まで以上に簡単に。
ヘルスケアアプリは、iPhone、Apple Watch、そしてあなたが使い慣れている
他社製アプリからデータを集約。便利な一つの場所であらゆる情報をチェックできる
ようにします。健康の長期的な傾向を見ることも、幅広いデータの一日ごとの
詳細をチェックすることもできます。
知ることは健康のもと。
体の情報を眺めてみよう。
ヘルスケアアプリは機械学習を使って、エクササイズ時間や健康に欠かせない情報など、あなたにとって最も重要なことを判断。その情報にスポットを当てて知らせます。インタラクティブなグラフを見れば、あなたの健康の長期的な傾向をすばやく把握したり、数値をさらに詳しく見ることができます。コレステロール値や血圧が数年間でどう変化したかを確認するのも簡単。エクササイズの内容と数値を日、週、月別にチェックすることもできます。
睡眠を管理する。夢のような話です。
睡眠は、極めて重要です。ヘルスケアアプリには、睡眠を優先するために必要なあらゆるツールが用意されています。睡眠のスケジュールを管理する。就寝前の習慣を作る。睡眠の目標を達成できているかチェックする。そのすべてをiPhoneでどうぞ。
あらゆる種類のデータを簡単に分類できます。
人の体はとても複雑なシステム。それを把握しやすくするのがヘルスケアアプリです。健康に関する幅広いデータの保存と整理も簡単。新しくなった「検索」と「ブラウズ」タブを使うと、血糖値、体重、心拍数、耳の健康や月経などの情報をすべて一か所でチェックしたり、データを検索することができます。様々な症状を長期的に記録して追跡するのも、それらの症状について詳しく学ぶのも思いのままです。
歩行に、大きな一歩を。
Apple WatchとiPhoneは、どちらも加速度センサー、ジャイロスコープ、GPSを持っているため、ワークアウト、歩数、一日のアクティビティなどを記録できます。これらのデータを科学的に実証されたアルゴリズムと組み合わせることで、歩行について幅広い情報が手に入るようになりました。歩行速度や歩行非対称性など、よりたくさんの測定値を一目でチェックして、より総合的に自分の健康を把握できます。
サプリのようにアプリを使おう。
栄養管理も、瞑想も、フィットネスも。ヘルスケアアプリは、より健康的な生活習慣をあなたに促す
数多くの他社製アプリのデータを一つに集約できます。さらに、あなたが興味を持ちそうな
健康に関するカテゴリーから、おすすめのアプリを紹介。アプリから収集されたデータは、
あなたのApple WatchのデータやiPhoneで直接記録した情報と一緒に保存されます。
安心は健康のもと。
あなたのメディカルIDをいつもあなたのそばに。
どこに行く時でも、あなたはiPhoneを持って出かけるはず。緊急時に救急隊員などがロック画面からあなたの重要な医療情報にアクセスできるように、緊急用のメディカルIDカードを作っておきましょう。
データはあなたが管理できます。
ヘルスケアアプリを使えば、あなたの健康とフィットネスの情報をデバイス上の一か所に集めて管理できます。ヘルスケアに保存する情報の種類や、このアプリを通してあなたの情報にアクセスできるアプリは、あなたが決められます。iPhoneがパスコード、Touch ID、Face IDでロックされている場合、ヘルスケアアプリにあるあなたの健康とフィットネスのデータは、メディカルIDを除いてすべて暗号化されます。あなたの健康に関するデータは、あなたのすべてのデバイス上でiCloudが自動的に最新の状態に保ちますが、iCloudとの通信中も、iCloudでの保存時も、そのデータは暗号化されます。また、HealthKitを使うアプリには、プライバシーポリシーの表示が義務づけられています。健康とフィットネスのデータへのアプリによるアクセスを許可する前に、必ずこれらのポリシーを確認してください。
ヘルスケアチェックリストで設定を確認しよう
iPhoneをやApple Watchを購入したにも関わらず、Healthcareの機能を使わないのは勿体無いです。
しっかりと設定して、有効に活用しましょう。
Healthcareアプリを立ち上げ、下にスクロールしていくとヘルスケアチェックリストの項目が現れます。
ヘルスケアチェックリストをタップ。
各項目の設定内容が確認できます。
上部には、設定ができていない項目が出てきて、その後設定されている項目が出てきます。
私は心電図Appが設定できていないので、すぐに設定しようと思います。
その他の項目は設定でいていたので(設定した記憶がないものもありますが、、、)、一応有効にはなっております。
日本において心房細動履歴の機能は使えないので、タップしても反応しません。
メディカルIDの設定についてはこちらもご覧ください。
Appleのヘルスケア
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「Apple Inc」について
所在地:One Apple Park Way Cupertino, CA 95014 USA
代表者:Mr. Timothy D. Cook
設立:1977年1月
従業員数:147,000人
Appleの経営理念
実はApple社には明確なミッションステートメントはありません。
らしきものは存在しますが、極めて事務的なもので、例えば下記のようなものがありますが、人々の情動に訴えるものでもありませんし、Appleで仕事をする人が迷った時の判断のよりどころになるようなものでもありません。
では、Appleはビジョンや理念がない会社かというと、そうではありません。
むしろ人々は強い理念のもとにプロダクトが産み出され、そこで働く人々もそれに沿って仕事を行なっているのでは、と思われているでしょう。
Appleは常に革新的な製品やサービスを打ち出し、世界を変える
これをiPhoneやiPad、Apple Watchと次々に世界を変えるプロダクトを生み出して来たことは、2011年に亡くなった前CEOのスティーブ・ジョブズの存在そのもの、そして彼の哲学や理念、そしてそれを受け入れた従業員によるところが大きいのです。
スティーブ・ジョブズの理念とは
- 変化や独自性に対する貪欲さや情熱
- 人間の精神性や情動へのこだわり
- 非常に合理的な考え方
ですが、これを「生きた伝説」であるスティーブ・ジョブズが、優れたコミュニケーションスキルを用いて言葉と行動で顧客や従業員に示し続けました。
カリスマ経営者自らがAppleの経営理念の伝道者であったのです。
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