「Bmaps」とは
こんにちは。
健康アプリを紹介する「デジタルヘルスのアプリケーションをひたすら紹介するブログ」です。
スミマセン、最初にお詫び致します。
更新も60回を超え、紹介させて頂いたデジタルヘルスのアプリケーションもだいぶ溜まってまいりました。
今後も必要としている方、そしてこんなデジタルヘルスアプリケーションを作りたいな、と思ってる人にお役に立てればと思いますが、今後の更新を平日の5日間にさせて頂ければと思います。
その分、もっと研究してしっかりと質を上げていこうと思っております。
引き続き応援、よろしくお願いします!
さて、今回ご紹介させて頂くデジタルヘルスのアプリケーション「Bmaps(ビーマップ)」は、車いすや高齢者、ベビーカーユーザーなど、移動する事に不安を感じてらっしゃる方々が求めるバリアフリー情報を共有するアプリケーションです。
非常に社会的意義の高い事業で、私も是非応援させて頂こうと思い、今回レビューさせて頂きます。
このアプリがもっと世に広がり外出することにさまざまな課題や制約がある人が、ストレスなく自由に外出できるようになると良いですね。
バリアフリーを検索するプラットフォームですから、間違いなく社会課題となるものですから、できる限り多くの人に参加頂き、データを蓄積していくかがポイントですね。
その為にもボランティアを募ったり、自治体と共同で取り組んだりと、色々な工夫をされております。
それではその工夫を少し見てみましょう。
調査イベント「ブレーメンの調査隊」
全国各地で、Bmapsを活用した調査イベント「ブレーメンの調査隊」が実施されています。
情報のバリアフリーを学ぶ講義やグループワークの後、車いすに乗って街へ出掛けてグループごとにバリアフリー情報を収集します。
車いすユーザーの視点を体験しながら、Bmapsによって移動の不安が解消されていく様子を通じて、バリアフリーへの意識を高めます。
地域に眠っている「行けた!」を、みんなで探しに出かけましょう!
Bmapsローカル
Bmapsローカルは地方自治体や各種団体が発信する地域のバリアフリー情報を提供します。
鳥取県のように取り組む自治体が増えていくと、車いすやベビーカーの方も旅がしやすくなりますね。
「Bmaps」の主な機能(公式サイトから引用)
誰もが安心して外出できる社会へ
Bmapsは、バリアフリー地図アプリです。
バリアフリー情報の発信を通して、多様な方々の可能性を広げます。
■ビーマップで、できること
スポットの情報共有
お店、施設などの利用者の声が蓄積されます。
快適さに関する5段階評価の「レビュー」の他、設備や特徴、バリアフリー情報に関わる17の項目です。
絞り込み検索
様々な条件で施設を調べることができます。入口の段差の数、身体特性ごと(車いすユーザーなど)が投稿したレビューです。
チームランキング
ユーザー同士でチームを組むことができます。チーム毎にレビューの数を競いながら、ゲーム感覚でもビーマップの情報が構築されます。
■ビーマップで共有できる情報
レビュー
対象のお店や施設がどれだけ利用しやすかったか、心地よかったかを共有できます。
段差情報
入口の段差の数を投稿できます。ユーザーによって越えられる段数は異なるため、数の情報共有は重要です。
設備
多様なユーザーが求める17の項目から、施設の設備や特徴を共有することができます。項目は下記の通りです。
○フラット
○広い
○静か
○明るい
○一般駐車場
○優先駐車場
○エレベーター
○車いす対応トイレ
○オストメイト対応トイレ
○授乳室
○ほじょ犬対応
○ユニバーサルマナー
○クレジットカード対応
○電子マネー対応
○コンセント
○公衆Wi-Fi
○禁煙・分煙スペース
あなたの出かけた先の情報、その情報が多様なユーザーの可能性を広げます。
Bmapsの使い方
検索する
- step1 トップ画面のキーワードをタップします。カテゴリーから探すこともできます。
- step2 キーワードを入力します。
- step3 表示されたスポットをタップします。
- step4 タップしたスポットが表示されます。
投稿する
- step1 キーワードに投稿したいスポットを入力します。
- step2 表示されたスポットをタップします。
- step3 タップしたスポットが表示されます。
- step4 スポット画面で、レビューボタンをタップします。
- step5 スポットレビュー、コメント・写真、入り口の段差、設備・特徴を投稿します。
- step6 設備・特徴画面では、該当する機能をタップします。
バッテリーに関する注意
– Bmaps はあなたの移動を記録するためにバックグラウンドで連続してGPSを利用します。
– 他の同種アプリと同様に、バックグラウンドでのGPSの継続使用は、バッテリーを大幅に消耗する場合があります。
Appstore:3.1(90件) ※2021年5月現在
スマートフォン、PC対応
「ミライロ」について
所在地:大阪市淀川区
代表取締役社長:垣内 俊哉
設立:2010年6月2日(創業:2009年5月28日)
資本金:3億960万円(資本準備金含む)
従業員数:60名
事業内容:
- ユニバーサルデザイン及びユニバーサルマナーに関するリサーチ及びコンサルティング
- ユニバーサルデザイン及びユニバーサルマナーに関する教育研修の企画、開催及び運営
- 建築物、室内空間及び製品のユニバーサルデザイン化に伴う企画、設計、開発及び施工
- 建築物及び地域のバリアフリーに関する各種情報の収集、提供及び販売
- バリアフリーマップ、案内板及び各種印刷物の企画、制作及び販売
- アプリケーション及びデータベースの企画、設計、開発、提供及び販売
- 障害者及び高齢者を対象とする情報保障及び遠隔サポート
企業理念
バリアバリュー
人にはそれぞれ、弱点や短所、苦手なことがあります。トラウマやコンプレックスがある人もいます。しかし、それらは克服すべきでも、取り除くべきでもありません。今まで「バリア」として捉えていたことも、考え方や周囲の向き合い方次第で「強み」や「価値」に置き換えることができます。バリア(障害)をバリュー(価値)に変え、私たちは社会を変革します。
ミッション
自らの色を描ける未来、
自らの路を歩める未来をデザインする
私たちはみな、国籍、性別、年齢、身体特性や能力など、それぞれ違う個性という色を持ち、未来への路を歩んでいます。しかし、社会に存在する様々な不便や不自由が、その路を阻んでいます。人々がそれぞれの視点や経験、感性を活かし、自分自身の価値を最大化できるよう、私たちは新しい社会をデザインします。
ビジョン
小さな想いを、大きなうねりに変える会社
障害者や高齢者、性的少数者など、社会へ声を届けづらい方、想いを伝えられていない方がいます。その家族や友人、恋人など、多くの人がより良い社会となることを切望しています。私たちは多様な方の声に耳を傾け、人と企業を結ぶため、社会性と経済性を伴った活動を行います。人々の想いと社会の共感を原動力とし、世界へ、未来へ向けて事業を展開します。
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